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社会保険労務士とは

試験に合格して、登録をしなければ、社会保険労務士にはなれません

社会保険労務士は、昭和43年にできた比較的新しい国家資格です。

社会保険労務士になるには、厚生労働省が毎年1回実施する試験に合格し、2年以上の実務経験がある人が登録できます。登録をして、初めて「社会保険労務士」となれるのです。
2年の実務経験がない人は、実務経験を得るための講習があります。これを受講すると、登録が可能になります。
平成24年3月末日現在、社会保険労務士の登録は、全国で36,850人、社会保険労務士法人会員は、542法人です。

社会保険労務士試験に合格しただけでは、単なる「資格合格者」なのです。

社会保険労務士の役割

企業経営の3要素(ヒト・モノ・カネ)のうち、ヒトの採用から退職までの労働・社会保険に関する手続書類の作成や、提出の代行を行います。
社会保険制度は、病気やけが、死亡等のリスクを補う制度です。
中小企業では、こういった内容に精通している社員を雇うよりは、代わりにやってもらった方が効率的です。
社会保険労務士は、中小企業の「人」に関する手続きのプロとして活躍してきました。

ニーズが高まってきた社会保険労務士の資格

社会保険労務士の受験者数は平成に入るまでは1万人を切っていました。しかし、平成入って以降、徐々に社会保険労務士資格は人気が高くなりました。いまや受験申込者数は7万人程度になり、人気の国家資格の一つになりました。

人気資格になった理由としては、
・会社と社員が労働条件などで争う、個別労使紛争が増えてきたことで、労働基準法などの労働法に関して関心高まったこと
・消えた年金記録に代表される、年金問題等、社会保障制度自体の関心も高まっています。

最近では、社会保険労務士の役割も、独占業務である手続き等を超えた、「労務相談」や「社員教育」、「人事制度構築のコンサルティング」等で活躍する人も増えてきています。

企業経営の「人」に関する資格として、人気が高まってきました。

社会保険労務士が人気資格になった一つのきっかけは、テレビへの露出です。100回以上の出演経験を持つ、北村のプロフィールをご覧ください。

独特な登録制度

社会保険労務士は大きく分けると2つの登録方法があります。
1つは、社会保険労務士として開業する「開業社会保険労務士登録」、もう1つは、会社に勤務しながら社会保険労務士として登録する「非開業(勤務)社労士」です。

近年は、金融期間等、社会保険労務士としての資格を評価する企業も多くなっており、この様な方が勤務社労士登録をします。

社労士の業務

社会保険労務士の仕事は「社会保険労務士法」という法律によってその内容が決められています。これは法律で決めた仕事以外を行うことを禁止しているのではなく、法律で定められた一定の仕事に関しては、社会保険労務士以外の人がお金をもらって仕事をしてはいけないという主旨のものです。これを独占業務といいます。

独占業務の中心は労働・社会保険の手続きの手続きです。この独占業務は、社会保険労務士法の第2条の1号と2号で規定されていることから、「第1号業務」「第2号業務」と呼ばれています。

1号2号業務 3号業務
書類作成業務
提出代行業務
コンサルティング業
あっせん制度などの代理権
独占業務 誰でもできる
労働および社会保険に関する法令に基づいて行政機関等に提出する申請書等を作成すること。申請書等について、その提出に関する手続きを変わってすること 事業における労務管理やその他の労働に関する事項及び労働関係諸法令の基づく社会保険に関する事項について相談に応じまたは指導すること