タクミです、今回は「詐欺副業」についての記事です。
政府が「副業」「兼業」「投資」の普及促進を促すようになり、少しでも収入を増やしたい・空いた時間を有効に使いたい・老後に備えたいと考える方が多くなりました。
ましてや不況続きの世、収入面や生活の不安を抱えられている方も多く、切実な思いで「どうにかお金を増やせないか」を模索されているケースも少なくありません。
しかし残念ながらそういった弱みに付け込み詐欺を行う輩も現在増えている事実も知っておく必要があるでしょう!
収入を増やすつもりで申し込んで、先にお金を振り込んだものの全く収入増に繋がらない…副業の実態がよくわからない…こういった相次ぐ被害が1件でも少なくなる事を願い、今回の記事を執筆することにしました!
副業詐欺の特徴、見分け方、勧誘の手口、そして今Instagram(インスタ)やLINEなどSNSの詐欺広告の傾向まで、具体例を交えつつ順番に説明します。
危険で怪しい詐欺の見分け方も知り、騙されないための役に立てれば幸いです!
また、ご要望にお応えしLINEも用意しました。
私が実体験で利益を出した副業情報、詐欺案件の共有、お金や身近な相談でも構いませんので、何かあれば気軽に友達登録してメッセージしてみてください!
副業詐欺の代表的な手口
まずはお金を騙し取る手口から解説します。
副業詐欺の手口にはある程度共有のパターンが存在し、代表的なものは以下の5種です。
どのような理由を付け金銭を要求してくるのか、被害に繋がるのか、手口を把握しておけば実際にお金を支払う前に気付けたり被害に遭う確率を下げることができるでしょう。
順番に解説していきますので、副業やネットビジネスにこれから挑戦しようと考えられている方はぜひ参考にしてみてください。
悪質スマホ副業のマニュアル販売+高額サポート費用請求
手口としては最もシンプルで、1,980円や2,980円など手が出しやすい費用でまず参加費用を支払わせ、最終的に稼ぐためのサポート費用が別途必要など理由を付け後出しで数十万円~数百万円もの費用を請求する詐欺です。
初期費用を払っても入手できるのは簡単なマニュアル程度な事が多く、素人がそんなものを見ても当然稼げません。そこで稼ぐためのサポートを有償で行うと提案される、というスキームです。
いきなり高額な商品を売るよりも、最初は安い商品を買わせた方が購買率が上がるという心理的な話は副業に限らず市場データとしても証明されていますし、お金を払った手前引くに引けなくなる方が多いのでしょう。
最終的に見合う利益が出るのであれば良いのですが、そもそもそういった手口を使う副業は事前の説明とは全く違うお粗末な仕事内容であることが多く、どう転んでも利益が出ることはありません…。
稼げる可能性はゼロとは断言こそしませんが、それで利益を出せる人はそんなマニュアルやサポートがなくても利益が出せる人でしょうね
「副業の内容が事前の説明と違う」「聞いていない高額な費用が請求された」
こういったケースはこの手口のパターンをまず疑ってください。
誰でもお金が増えると謳う投資詐欺
投資詐欺と一言で表現してもその種類は多種多様。
まずは勧誘時の主な謳い文句は以下のようなものがあります。
- ほったらかしで預けているお金が増える
- ありえないほど高い利回りの投資話がある
ほったらかしで~の場合、大抵はFXや仮想通貨の自動売買取引ツールを売りつけられるか、特定のサービスの口座開設を促されるもの。ツールはもちろん高額で得をするのは売った側だけですし、口座開設もキャッシュバックが紹介者にはあったりします。
もちろん自動売買ツールで誰もが簡単に利益が出せれば苦労しません、ツール費用はもちろん投資金まで失ってしまうケースが多発しているので甘い言葉に騙されないようにしましょう。
高い利回りでの勧誘はポンジスキームの可能性があります。
ポンジスキームとは、最初は実際に出資者にはお金を振り込み信用させ更に出身を促し、そのプール金がピークに達した時に運営側が姿をくらませる典型的な詐欺です。
高い利回り=実現できないような数字で本来はやはりお金を支払い続けることはできず、最初から騙す目的で作り上げられた設定というわけなので、こういった話にも注意してください。
上場予定株のインサイダー情報や、そのほか一般的にまだ知られていない美味しい投資話などもよく詐欺だったとニュースになっていますが、信用してはいけません。
誇大広告の情報商材
情報商材とは情報そのものに価値を付け販売している商品で、情報商材自体は特に怪しいものではありません。
ただ稼げる話を題材にした情報商材には注意が必要で、例えば「スキル無しで誰でも月に10万円稼ぐ方法」と謳った商材が過去に1万円で売られていたのですが、その内容は自分が商材にお金を払ったように、同じ話を人に売りつけろというものだったのです。
確かにやりようによっては利益は出るでしょうが、中身も一切なく詐欺と言われても仕方がないでしょう。
これは極端な例ですが、結局のところ再現性がないものが多いんですよね。そもそも美味しい情報なら人に売るより自分でやればより稼げるでしょうに…。
また、本当に稼げる話を売っているケースもあるのですが、専門的知識や時間を使う必要があるテーマなら、その情報がいくら本物でも素人では再現できないケースも多々。
オプトインアフィリエイト
オプトインアフィリエイトは顧客リスト集めを目的とした勧誘です。
例えば副業系のLINEに登録したものの、なぜかまた別のLINEへの登録へと促されたらい回しにされるものの結局副業情報は送られてこない…といった経験をされた方も少なくはないでしょう。
これは見込み客の情報を集めることが目的で、上記のケースの場合「副業に興味のある人間のLINE」を集めるために架空の副業話を持ち掛けていたわけですね。当然副業の話も嘘なので、完全に詐欺です。
LINEに限らず、メールアドレス、各種SNSアカウント、メール情報、電話番号、あらゆる連絡手段が収集対象のリストとなります。いわゆる「迷惑メール」を受け取った事はありますか?あれもそういったリストに対して配信をしているわけです。
リスト収集の時点で金銭的に被害は出ていなくても、最終的には詐欺に発展する危険性があるので、怪しいと思ったら即ブロックが鉄則です。
マルチ商法・ねずみ講
マルチ商法ことマルチネットワークビジネスは詐欺では当然ありませんし合法です、一方でねずみ講は違法であり詐欺行為です。
ここではそういった解釈の話をしたいわけではありません
マルチにしろねずみ講にしろ、友人・家族・知人などから儲け話や商品を勧められてトラブルになったというケースは後を絶ちませんよね、これは詐欺まがいな乱暴な勧誘をしてお金を出させている事が多いからとされています。
「お前も稼げるからやったら?」「自分はこれだけ稼いで豊かになった、貴方もきっとそうなれる」
取り組み自体が合法でも無理やりな勧誘は当然違法、稼げる副業があると人から勧められても、その大多数は稼げていないという現実から、少しでも乗り気ではない場合きっぱりと断る姿勢が大切です。
副業詐欺の特徴と見分け方
副業詐欺には主に以下のような特徴がみられるケースが多いです。
最近は副業詐欺もより巧妙化しているものの、少なくとも上記のような特徴が当てはまれば副業詐欺の可能性が高いので注意しましょう。
極端に内容や条件が良すぎる
副業やネットビジネスは確かに大きな利益を得ることができる可能性を秘めています。
しかし一方で「誰でも今すぐ稼げる」「写真を撮るだけ、画面をタップするだけで月収50万円」など、具体的にどういった仕組みで利益が出るのかも開示せず、良すぎる条件を提示しているものは危険です。
誰もがネットビジネスで成功できるチャンスは紛れもなくありますが、それでも相応に学ぶべき知識や努力すべき事柄があり、それに言及もせずただ抽象的で魅力的な言葉のみでの勧誘は極めて怪しいと言わざるを得ません。
本当に優良な情報なら、メリット・デメリットをしっかり開示するはずです
私も数々の副業・ネットビジネスを経験してきているので、もし見極めに悩んでいる案件があればぜひLINEにて問い合わせください。
副業の詳細が説明される前に費用を請求する
副業が始まる前、特に具体的なビジネスのスキームなどを説明する前段階で初期費用・教材費・システム費などの名目で金銭を要求される場合も副業詐欺の可能性が高いです。
もちろん、前もって料金やどのような仕事なのかハッキリ明記されている場合は別ですが、とにかく「不親切だな」と感じるものは最終的にトラブルにも繋がりやすく避けた方が無難と私は思います。
ビジネスのスキームが事前説明と違う
どのように収益が発生するのか、どのような作業をするのか、そういった説明を全く事前にしない・もしくはふたを開ければ全くの別物だった場合、副業詐欺を疑うべきです。
例えば以下のようなセールスコピーをご覧になられた事はないでしょうか。
上記の内容を見れば確かに内容は気になってしまいます。
しかも「好条件の仕事だから内容は意図的に伏せています」といった説明をされれば、「そういうものなのか」とむしろ興味を高めてしまう場合も。
ただ理解しておくべきは、副業は勝手にお金が湧き出してくるものではなく当然「仕事」であり、依頼主がお金を出しそれに見合う作業を行うからこそ対価が発生するわけです。
仕事の内容を伏せていてはあまりに非効率。
副業詐欺の場合は、それこそ「お金がもらえる・増える」といった誘い方をしている場合もあるので仕事であるという認識をされないまま騙されてしまうケースもあるのでしょうが、それにしても筋も理屈も通っていませんね。
絶対・100%など断定的な表現を使う
副業詐欺はとにかく人を惹きつけお金を騙し取ることしか考えていないため、誇大広告を躊躇なく多様します。
「絶対に稼げる」「ノーリスク」「100%損しない」
こういった誇大広告は不当表示であり、既に違法です。
そもそも副業やネットビジネスに絶対や100%などはあり得ません。
本来は強い言葉を使えば使う程実態のビジネスと乖離し矛盾も発生するのですが、ここまで説明してきたように副業詐欺案件は事前に作業内容を開示していない場合も多く、矛盾しているかを確認する術もないためここまで強い表現を打ち出すのでしょう。
とはいえその「絶対」はあり得ない以上、前提として嘘をついて勧誘している事は紛れもない事実であり危険です
特商法や運営会社情報が不透明
驚くべき話なのですが、副業紹介ページ・セールスページに法律で義務付けられている「特商法」や「運営会社情報」の記載をしていないケースがあり、その場合は大抵副業詐欺と判断して差し支えないでしょう。
もしくは記載はされているものの情報が明らかに少なく、運営会社情報で言えば代表者名や連絡先や住所などが書かれていない場合もあるので、しっかり必要情報が揃っているかも要確認です。
法律すら守る気がない副業で利益がでるハズがありませんし、トラブルに発展した場合に連絡も取れないといった自体に陥りかねません、自らを守るためにも絶対に覚えておいてください。
インスタ・LINEで蔓延る副業詐欺
Instagramでは露骨な儲かる系の詐欺案件が広告として表示され、LINEやメールアドレスを登録→金銭的被害に遭うというケースが今爆発的に増えています。
例えば以下のように、著名人を利用した広告を見たことはないでしょうか?
これらは著名時の画像・動画を勝手に利用しているだけの完全な詐欺案件です。実際に悪用された方々は苦言を呈されていますし、著作権・肖像権・誇大表現…様々な法律を違反していますね…。
本当にここに出したお名前は一例で、続々と詐欺広告が作り出されています
当項目は注意喚起の意味も含めて発信をしていますが、「詐欺副業の見分け方」の題でお伝えするなら、本当にその著名人が広告塔を務めているのか?勝手に利用されていないのか?をしっかり確認したり疑問を持つよう癖をつけると良いでしょう。
まとめ
今回は「副業詐欺の見分け方と手口」をテーマにまとめました。
記事中でも書きましたが、しっかり稼げるネットビジネスは存在しすべての副業や情報商材が詐欺ではありません。
とは言え甘い言葉や美味しすぎる話には裏が存在。
注意深く情報を探れば不自然な点が必ずありますので、被害に気を付け自分にあった副業を探しましょう。
また、私はネットビジネスで成功する前に何度も詐欺に遭っています。その経験から被害に遭った時の苦しさも理解できるがゆえ、みなさんが同じよう騙されないようにしたいと考え活動しています。
「副業」や「ビジネス」そのほか「人に言いにくい悩み」などは私に連絡いただくでも構いません、気になる事があればいつでも気軽にLINEからメッセージを送ってみてくださいね。